「朝食の大切さ」
今月は朝食の大切さについてのお話です。 わたしたちは朝・昼・夜と1日3食規則正しく食べることが健康な身体を作る上で大事です。
しかし、最近では残業や夜更かしなどで夜型の生活を送る人が増えており、不規則な生活が目立ってきています。その結果、朝食をぬいて午後にまとめ食いをしたり、夜食を食べたりと体への負担が大きくなっています。
本来人間の身体は太陽が昇って朝日をあびることで1日の行動を開始し、太陽が沈むと体を休ませるというのが生活のリズムとなっており、その1日に必要な活動エネルギーをとるためにも朝食は欠かせません。
朝食を食べることで体温が上がり、私達の脳や体が目覚め、1日の活力源になります。
今日の朝ごはんは何を食べましたか? 日本の伝統的な朝食にはごはんと味噌汁、あとはおかずなどが食卓に並びます。 ごはんに含まれる炭水化物は体を動かしたり、脳を働かせるのに欠かせないエネルギー源です。その他にもたんぱく質をはじめビタミン・ミネラル・食物繊維などを多く摂ることができます。食べ過ぎると肥満の原因になりますが、日本のお米は栄養バランスに優れた食品なのです。
朝食には欠かせない味噌汁の味噌は『畑の肉』とも呼ばれている大豆が主原料です。 この大豆の成分にはコレステロール値の低下、動脈硬化予防の効用があると言われています。
また、味噌汁の中に身体の調子を整える野菜やきのこ類などをたっぷり入れることにより、栄養満点の味噌汁が出来上がります。 このようにごはんと味噌汁の組み合わせは体に良いことばかりなのです。
もちろん、食事を規則正しく食べるようになれば、生体リズムも規則的になってきます。 最近では朝食を食べない子供は理性をつかさどる前頭葉の働きが低下するために
カッとなりやすいのでないかと考えられています。 食事をおろそかにすることで、生活にも乱れが出てきてしまいます。 もう一度ご家庭でも朝食を見直して、家族みんなで元気に1日をスタートさせましょう。
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